Replacing the engine oil of the snowplow HONDA HSS760n
更新:2023/9/10
1. HSS760nのオイル
1月に自己点検した際に変速機のオイルとエンジンオイルを見誤った為にエンジンオイルの劣化が気になっていました。
今回、全てのオイルを点検・交換しました。

取扱説明書の定期点検整備項目に記載されているオイルは下記の通りです。

エンジンオイルは「Honda純正汎用寒冷地オイル(SAE 5W-30) 」という推奨オイルを使用しました。使用量は0.6Lです。
2. エンジンオイルの抜き取り
本体右側のエンジンオイル給油キャップを外します。

手で左に回せば外れます。

次に反対側(本体左側)のまわります。

適当な厚紙を折って、排油のオイル受けまでの流路を作りました。

排油ボルトを外します。
下の写真のように根元の延長パイプを14mmのスパナで押さえ、ボルトを10mmのラチェットで回すと外しやすいです。
排出の際にシーリングワッシャを落としやすいので注意です。

真っ黒いオイルが出てきました。

排出し終わるまで15分くらい掛かりました。

シーリングワッシャ(8mm)を交換します。部品番号90471-580-000 です。

シーリングワッシャを間に挟んで排油ボルトを確実に締め付けます。

3. 廃油処理
抜き取った古いオイルはオイル処理ボックスに染み込ませて処理します。

モノタロウのオイル処理ボックスは2.5Lが一番小さいですが、230円なのでなかなか便利です。

4. エンジンオイル給油
ジョッキを使って給油します。

オイル量は0.6Lです。


給油したオイル量の確認はエンジンオイル給油キャップをねじ込まず、差し込んだ状態で確認します。
ゲージ部が光っていてわかりづらいですが、ちょうど位です。

キャップをしっかり閉めて完了です。

このあとエンジンを掛けてみました。
エンジン回転調節レバーを低速にした時の音が安定した気がしました。
次回、HST(変速機)オイルの交換に続きます。(完)
