今年も冬が近づいてきました。
降雪シーズンに入る前にそろそろ除雪機の試運転をしておこうと思います。
さて、うちのホンダ HSS760n(J) ですが、購入してからおそらく10年くらい経っていると思います。
毎年頑張って働いてくれますが、もう少しパワーがあったらと思うことも正直あります。
比較的海岸沿いで幹線道路に面した我が家は山間部のように一晩で何メートルも積もるなんてことはありません。
大変なのは大きな除雪車が頻繁にやってきて、今自分が除雪したばかりの自宅前に大量の硬い雪を高く積み残していくことです。
除雪車が来てくれないと車が道路を通れませんので除雪車には当然感謝していますが、玄関から道路に出るための除雪もなかなか大変なのです。
HSS760n(J) では残念ながら積み残された高くて硬い雪を処理することは出来ません。
一旦人力で切り崩した後にHSS760n(J) の出番となりますが、硬い雪があると機体が浮き上がってしまうので力で機体を押さえつけながらの作業になります。
運転中はずっと力を入れているのでかなり疲れます。(もちろん全て人力で除雪するのに比べたらずっと楽です)
そのほか、雪がシャーベット状になってしまうとHSS760n(J) では遠くに飛ばすことが出来ないことや、
歩道と車道の段差やグレーチングにオーガがぶつかってしまい、オーガが曲がったりすり減ったりしてしまうことも時々あります。
ホンダのHSS760n(JX)という機種があります。型番のカッコにXが付くか付かないかの違いです。
ハウニングの高さがHSS760n(J) より9cm高く、硬い雪に食い込みクロスオーガを採用しています。
重量もHSS760n(J)の105kgに対して120kgなので、それほど変わりはありません。
HSS760n(J)もHSS760n(JX)も除雪幅は61cmですが、HSS760n(JX)を71cmに広げたタイプがHSS970n(JX)です。
大きい除雪車を置いておくスペースはないですし、除雪範囲が広くないので取り回しを考えると小型のメリットはあります。
HSS760n は小型なので無理やり向きを変えることもできます。
我が家の状況だとそれほど除雪幅は重要ではないです。
結論としましては、HSS760nのJXが欲しくなった訳です....。たぶん無理ですが。