Repair a defogger switch.
熱線デフォガースイッチの様子がおかしいです。最近は機嫌が悪いとデフォガー(曇り取り)が作動しなかったのですが、とうとうまったく作動(点灯)しなくなりました。これから気温が下がってくると出番が多くなるというのに困りました。
まずはスイッチを取り外して現品確認をします。できる限り分解してみます。
デフォガースイッチのカバーは嵌っているだけなので、マイナスドライバーを入れて浮かせれば外れます。
裏側のハザード側、デフォガー側それぞれに1ヶ所づつ小さなプラスネジがありますので、デフォガー側を外します。
プラスネジが外れたら緑のメスカプラ側を引き抜きます。裏表各2ヶ所の爪を浮かせて外すのですが、割れないように少しづつ丁寧に浮かせて抜きます。
基盤上にスイッチのスペーサーがあるので外すとグリーンのスイッチが出てきました。
ケースから基盤を抜くと、デフォガー側が全て分解できました。
基盤を確認していきます。オルタネイトスイッチの故障、若しくはそのハンダにクラックがないかと目を凝らしましたが、目視では確認できませんでした。
メスのソケットのハンダ部を見ると、クラックらしきものがありそうです。目視ではよくわからなかったのですが、下の写真にはっきりクラックが写っていました。
ソケットの6ヶ所のハンダ部をやり直します。
ちょうど良い固定具がなかったので、小型バイスで軽く挟みました。
素人施工ですが、そこそこうまくできたと思います。
スイッチ部のみを車に取り付けて動作確認です。写真右側のLP2はスモール連動の照明ライトです。左側のLP1がデフォガー作動時のインジケーターライトです。この瞬間がドキドキです。
まずはスモールライトをONにするとLP2のライトが点灯します。これは今までも点灯していました。
つぎにプッシュスイッチを押したところ、見事に点灯しました。
うれしいので動画を載せました。手が見苦しくてすいません。
スイッチを組み立て直し、元に戻しました。オレンジのインジケーターが点灯するようになりました。
ちなみにハンダ作業の機会も時々ありますので参考までに私の道具を紹介します。高額なものは一切使っていませんが、素人(私)が使ってみて良かったと思うものです。
今回は以上です。