リアスピーカーが設置されている場所をトノボードって呼んでいましたが、パーツカタログにはリアトレイとなっていました。
かなり汚れていて表面も裏面もボロボロです。
ヤフオクに出品されていたものを購入しようと思ったのですが、自分はリアスピーカー不要の人なので穴埋めるのがかえって面倒そうです。
などという理由もあってこれも自作することにしました。
Twitter にも書きましたが、作り始めればなんとかなるよねってことで。
実は6台目の赤TCVの時にも作ったことがあるので自作するのは2回目でした。
確か黒のビニールレザー仕様で通気用の穴までは開けなかったと思います。
固定方法はどうだったかな...。
恐らく15年位前のことなのでよく覚えていないのです。
サンルーフのサンシェードを作った時に購入した2.5mm厚のMDFボードが余っているので、それを利用しました。
外した純正品をMDFボードに重ねて若干大きめに鉛筆でなぞってジグソーで切断します。
R部(曲線部)はジグソーだと切断しづらいのでサーフォームで削っていきます。
余談ですが、このサーフォームのようなものを私が初めて使ったのは中一の時でした。
技術の教材用に学年一斉購入した木工用具に含まれていました。
その時は歯が切れなくなった時点で使えなくなり、いつの間にか捨ててしまいました。
なので今は常に替歯をストックしています。 昔からある安くて便利な工具です。
ちなみにAmazonの商品紹介は以下の通りです。
【特長】
●ヤスリとカンナがひとつになった多用途の切削工具
●荒削りから表面仕上げまで、またペンキはがし、サビ落しなど多彩な用途に応用がききます。
●網目状の刃なので、目づまりなしで、スムーズに効率よく作業できます。
Amazonより
通気用の樹脂部品は取り外して再利用します。
MDFボードの樹脂部品取り付け用の穴ですが、一番上の写真のように四隅に適当なドリルで穴を開け、ジグソーで大雑把に切り取ります。
そのあと鉛筆のけがき線に合わせるように平ヤスリで仕上げました。
実際に置いてみたらこんな感じでピッタリです。
上にも書きましたが以前は黒いビニールレザーを貼りました。
今回は純正品に似た感じにしようと思い、フェルトを貼ることにします。
楽天で丁度いい端切れが見つかったので下のフェルトを購入して使いました。
採寸してカットしていきます。
フェルト生地へのマーキングは子供が中学の時に使っていた裁縫道具からチョークを借りました、
裏面への折返し幅を10~20mmくらい取ってカットします。
アイロンを裏から当てて折シワをとります。
MDFボードへの貼付けの写真を忘れてしまいました。
下の3Mスプレーのり99を使用して貼り付けました。
裏に折り返す部分は何ヵ所もはさみで三角の切り込みを入れてカーブに沿わせて貼り付けました。
その後は純正品から取り外した通気用の樹脂部品などを取り付けます。
樹脂部品の取り付け用に開けた穴が若干小さかったので丸やすりで少し拡げました。
取り付けた樹脂部品が抜けると嫌なので、少しづつ削りながら現物合わせで大きくなりすぎないように調整しました。
いきなり完成写真です。
そして取付写真です。
車体への取り付けですが、初めは特に固定しないつもりでいました。
でも振動でガタガタしそうなので、軽く数カ所固定することにしました。
表面に何ヵ所か小さく膨らんでいる箇所があるのが分かりますでしょうか。
フェルトに表から十字の切り込みを入れて、フェルトを避けながらドリルで穴あけをし、車体へ樹脂クリップで固定しました。
よく内装部品を固定している押し込みタイプのものです。
その為にちょっと浮いて見えますが、問題なしです。
振動音防止の為、間にはスポンジ製の隙間テープを入れました。
以上です。