DIY

油圧ジャッキのOリング交換とオイル交換

jack oil change

メルテックのローダウンジャッキ F-70を愛用していますが、オイル漏れをしている様なのでメンテナンスを兼ねてオイル交換をしました。

ローダウンジャッキのオイル交換_1

カバーを外すとオイルプラグが見えました。

ローダウンジャッキのオイル交換_2

オイルプラグを外すとOリングが朽ちていました。

ローダウンジャッキのオイル交換_3

一度も開けたことがないのですが、こんなにボロボロになるんですね。

ローダウンジャッキのオイル交換_4

常備してあるOリングセットから合いそうなものを選んで交換しました。

ローダウンジャッキのオイル交換_5

リリースバルブを抜いて、ジャッキ本体を逆さにしてオイルを抜きます。

ローダウンジャッキのオイル交換_6
ローダウンジャッキのオイル交換_7

けっこう汚れてます。

ローダウンジャッキのオイル交換_8

リリースバルブの奥には金属球とピンが入っています。(抜き取る必要は無かったです)

このOリングもOリングセットから合いそうなものを選んで交換し、本体に戻しました。

ローダウンジャッキのオイル交換_9

次にピストンを外してOリングを交換しました。

Oリングは8x2がちょうどよかったです。

ピストンにはハンドルの差し込み口が被っているので外しづらいです。

ハンドルの差し込み口は2本のクレビスピンがそれぞれクリップピンと割りピンで止まっているのでそれを外します。

ところが2本のクレビスピンがフリーになっても本体左右のプレートが邪魔して抜けません。

本体の片側のボルト類を全て外すか緩めてクレビスピンを抜くスペースを確保します。

下の写真の様に本体右側のボルト類を外したり緩めたりしました。

オイルは純正オイルF-62を使用しました。

取説によるとオイルの適正量は「リフティングアームを最下位まで下げた状態でオイルプラグの穴から油面まで約3mmの空間を設けた位置(約98cc)」となっています。

一応測りつつ、ゆっくり入れていきます。

ローダウンジャッキのオイル交換_10

最後は取説に従ってエアー抜きをして完了です。

試しにハンドルを70回くらい上下して最大まで上げてみましたが、その状態を維持出来ずにゆっくり落ちてきました。

オイルプラグを外して油面を確認すると少し下がっています。

再度オイルを継ぎ足して取説通りに穴から油面まで(シリンダー内の隙間を)3mmにします。

もう一度しっかりエアー抜きをしてプラグを閉めます。

最大に上げてみても今度は落ちてきません。

オイル量とエアー抜きってやはり大切ですね。

ローダウンジャッキのオイル交換_11

これでオイル漏れも止まってくれるといいのですが.....。


ちなみにこのF-70は販売終了しており、後継機種はFA-24のようです。



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たつきち

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