Throttle wire maintenance
スーパーピカピカレイン今回のスロットルワイヤーのメンテナンスについて
走行中にアクセルを踏んだ時に滑らかでなく、何か引っかかる感じがしていました。
そこで今回は引っかかる感じの改善を目標にスロットルワイヤー(アクセルワイヤーとかスロットルケーブルとも言いますね)をメンテナンスしてみることにしました。
先に結果を言いますと、最後に効果を体感することができ、引っかかる感じが解消されました。
スロットルワイヤーの状況
いつも痛々しいエンジンルームですいません。
スロットルワイヤーを固定しているはずのクリップは全て破損しており、タイラップで代用しています。
スロットルワイヤー自身ですが、見て分かりますように表面の樹脂被覆が劣化してほとんど剥がれており、内側の金属被覆が露出しています。
この中をワイヤーケーブルが通っていますが、このように表面が保護されていない状態だと錆や劣化が心配です。
同じような状況の方がいないか調べてみましたが、うまく見つけられませんでした。
私だけではないと思うのですが、皆さんどのように対処されていますでしょうか。
インジェクション付近も同じく樹脂被覆がめくれて金属被覆が露出しています。
スロットルのスプリングは思ったより汚れていませんでした。
純正部品
下の表はパーツリストの抜粋です。
3rdプレリュードだけでも10種類あります。
私のBA5-120, MTの該当部品番号は17910-SF9-000です。
普通なら迷わず部品交換となる訳ですが、既に純正部品は入手出来ません。
ワンオフで製作してくださる業者さんもあるようですが取り外さないと採寸が出来ないので、新規特注製作は今後の検討課題です。
現状の対処
とりあえず今の段階で出来ることをしておこうと思います。
軽くパーツクリーナーで汚れを落としました。
パーツクリーナーが乾いたらフッソオイルを塗布しました。(ラスペネの方が良かったのかもしれません)
その上からコルゲートチューブを巻きました。
外径7.6mm、内径5.2mmを選びましたがジャストサイズでした。
使用温度範囲は-30~+110℃なのでちょっと微妙ですが、おそらく大丈夫でしょう。
コルゲートチューブを巻いた状態で完了にしようと思いましたが、ついビニールテープを巻いてしまいました。
熱でどうなるか様子見です。
スロットルワイヤーの通り道がストラットタワーバーの内側を通っていました。
外側を通るようにしたい為、一旦ストラットタワーバーのボルトを外して通そうと思います。
ボルトは固着して動きませんが、ラスペネCを吹き付けると動きました。 いつもながら頼りになります。
このようにビニールテープで巻いて、経路も変更できました。
スロットルのスプリング周辺はパーツクリーナーと歯ブラシで汚れを落とした後、フッソオイルを塗布しました。
これでスロットルワイヤーのメンテナンス完了しました。
今までの露出した状態より断然良くなりました。
さて、今回の目的だった走行中にアクセルを踏んだ時の引っかかる感じですが、見事改善されました。
数十キロ走行してきましたが、どの加減速のタイミングでも引っかかる感じがなく非常に滑らかになりました。
効果が体感できてとても嬉しいです。(完)