ハイオク扱いされがちの日本酒ですが、私は大の日本酒好きです。 新潟県人あるあるです。
普段はレモンサワーを買い込んできたり、炭酸水メーカーと角瓶でハイボール作ったりすることのほうが多いですが、こだわりの一本を聞かれたら日本酒を語ってしまいそうです。
たまたま先日、80歳をとうに過ぎた父が私の誕生日を覚えていて珍しい青い瓶の酒をプレゼントしてくれました。私がこの銘柄を好きなことを覚えていたんですね。
新潟のお酒で、名前は「銀の翼 純米吟醸」と言います。
この「銀の翼」という銘柄はいろいろな種類がありますが、この青い瓶を飲むのは初めてです。
とても夏に合う淡麗&やや辛口で、フルーティな甘い香りが心地よいです。
もちろん冷やして飲むんですが、キンキンに冷えた状態よりも猪口を持つ手でやや温まって常温に近づき、だんだん香りが際立ってくるあたりが私は好きです。
この飲み方は以前お世話になっている酒屋さんのご主人に教えてもらったんです。冷たいときより人の体温で温まってきた頃がおいしいですよって。
そりゃ暖かくなってきた冷酒なんてってはじめは思いましたが、試してみるとこれがなかなかイケるんです。
気がつくと一升瓶も半分を過ぎていました。
この銘柄はコスパが良いんです。
今回飲んだ「銀の翼 純米吟醸」は四合瓶(720ml)が1,650円(税込)で、一升瓶(1.8L)が3,300円(税込)です。
私のおすすめは冬に販売される「銀の翼 大吟醸」です。四合瓶(720ml)で2,750円で、一升瓶(1.8L)が5,500円(税込)です。
原酒造さんは銀の翼シリーズは量販店には卸していないようで、地元の酒屋さんでしか見掛けません。
好みの味は人それぞれですが、機会がありましたらお試し下さい。
ちなみに私の父は香りの強い吟醸酒の類より、普通の二級酒のほうが好きだと言ってました。(笑)