Organize storage and buy tool cabinets
1. 物置を片付けたい
自宅の屋外収納は横長で奥行きのないサカエの物置があるだけです。
インナーガレージは私の夢ですが、夢はさておき今の状況でいかに使いやすくするか考える方が楽しいので頭を切り替えています。
設置して10年以上経つので錆が進んできましたが、扉が朽ちて開かなくなるまで使うつもりです。
車を弄っていると頻繁に家の中に工具やら部品を取りに行くので無駄な時間と体力を使います。
なるべくこの狭い物置に収納できれば便利です。
2. ツールキャビネット購入
工具箱や自宅内のいろいろなところに分散していた工具類を1か所にまとめる為、ツールキャビネットを購入することにしました。
ある程度費用が掛かるのは覚悟していました。
後々買い換えることは無いと思いますし、後からもっと大きいのがよかったとかこのサイズの工具だけが収納できないとかで後悔するのが嫌なので、納得いくものを購入したいと思いました。
とにかく品質と使い勝手の良いものを選ぶことを考えました。
ガレージがあれば据え置き型の大きな(高価な)ものを購入するのもいいと思いますが、このサイズの物置ではそれは理想的とは言えません。
大きくて少し高価なツールキャビネットを1台買うつもりでそこそこの大きさのツールキャビネット+ツールワゴンで考えてみることにしました。
そうすれば使用頻度が低い工具はツールキャビネットに入れて物置に置いておけますし、頻繁に使うものはツールワゴンに入れて作業対象の近くに持って来れます。
私は今は言うほど工具を持っていませんが、頻繁に購入しているのでいずれ増えてくることを想定しています。
なんとなくツールキャビネットがほしいなあと思い始めてから数ヶ月はあれこれ考えていました。
KTCはどうか、ASTROはどうか、買えるはずなくてもSnap onはどんな感じ?、Mac toolsも出してるかな?と自由気ままに探しました。
高価すぎるキャビネットを買うくらいなら新しい工具の方が欲しいです。
かといって安価なものを買ってしばらくしてスライドが壊れたと言うのでは困ります。
購入した方の感想なども参考にして最後に私が選んだのはTONEのWSW116RとTC1701Rです。
3. ツールキャビネットとツールワゴン到着
注文して1週間くらいで届きました。
梱包重量がはSW116Rは58.5kgs、TC1701Rは29kgsです。
到着した時、私は自宅にいなかったのですが、事前に配達確認の電話が来ました。
私が「重いようなので自宅に戻って一緒に運びます」とドライバーに伝えたところ、大丈夫ですよとのこと。
2名で来るはずないようなと思いつつ後で受け取った家族に聞いたら一人で持ち上げて運んだそうです。
持ち手もないのに左右の側面を手で挟んで持ち上げたとのこと、驚きましたね。
決して若い方ではなく、大きな方でもなかったようです。
その道のプロを実感しました。
下の写真は開封したところですが、そのあとの写真を消失してしまいました。(残念!!)
WSW116Rは重いので息子に手伝ってもらい、箱から出しました。
TC1701Rの組み立ては夕方6時頃から始めましたが気がついたら日付が変わりそうでした。
組み立てはボルト締めする箇所がたくさんあり、狭くてソケットを使えないので結構大変でした。
写真が無くていきなり完成形ですが、下の写真のような状態で稼働を始めました。
WSW116Rは据え置き型なので移動ができません。
物置が狭いので中で移動したいとなると大変なのでMDFのボードにキャスターを取り付けて移動できるようにしました。
ただ四隅に配置しただけなのでとても簡単です。
ツールワゴンのTC1701Rですが、引き出しが2段有って更に下のスペースにスプレー類を置けるのがメリットです。
実は初めに気になったのは同じくTONEのTC7001Rの方なんです。
天面の作業台を開けばネジ類など小物をたくさん収容できるし引き出しは3段あります。
最下段の引き出しは深くなっているので高さのあるものを収納できます。
とても魅力的だったのですが、悩んだ結果TC1701Rの方を選びました。
理由は下記の通りです。(あくまで私の場合ですが)
・自分にとってツールワゴンは収納量より機動性が重要。必要なものだけを入れて工具箱の延長的な感じで使いたい。
・TC1701Rは支柱が2種類付属していて、低くして使うことができる。(私は短い支柱を使用)
・引き出しは2段で十分。1段増えたために下のフリースペースが狭くなるのがいや。
・TC1701Rは低くして使っても下のフリースペースを余裕を持って使える。高さがギリギリだと使い勝手が悪い。
・価格差が約3万円
自分の選びたいものは決まっていて、それでも気になるものがあった場合によくあることなんですが、こうやって理由を明確にすることによって決心できるんです。
自分の納得のさせ方と言うか、あとで後悔しないための理由づけと言うか。
しばらく使ってみて今TC7001Rを選べばよかったとは思ってないので、自分としてはTC1701Rでよかったんだと思います。
もし自宅がもう少し広ければ(ガレージは無かったとしても)、3万円高くてもTC7001Rを選んだと思います。
何よりこうやって選んでる過程が楽しいのです。(笑)
4. パンチングボードの利用
ツールキャビネットやツールワゴンに収納するより、目につくところに掛けておきたい雑多な工具があります。
いままでは下の写真のようにベニア板に釘を打って工具を掛けていましたが、自由度が低いので以前からパンチングボードに変えたいと思っていました。
設置場所は物置の左側面です。
パンチングボードはそれ以外にも有孔ボードや穴あきボードなどいろいろな呼び名がありますが、みんな意味は一緒ですね。
都合よく穴が空いています。φ8なのでちょっと大きいですが取り付けに使います。
凹凸もあるのでパンチングボードにちょうど良いです。
一応見た目も気にして六角穴付きボルトで2か所固定しました。
上から見た写真です。
φ8の穴に対してナットの外径が小さいので敢えて大きめのワッシャーを使いました。(どうでもいい部分ですが)
フックは100円ショップでたくさん購入してきました。
100円ショップ最強ですね。
これ、ホームセンターで買ったらきっと何千円もしたと思います。
とりあえず掛けてみたところなのであとでゆっくりレイアウトを工夫します。
5. 電動工具の収納
いままで電動工具はこの物置の棚に乱雑に放置していたので、なんとか整理を付けたいと思っていました。
工具自体も木屑が付着したり油汚れが酷かったり錆びたりと全くノーメンテ状態でした。
それを丸一日使って綺麗に磨き上げました。
収納は定番のNCボックスを利用しました。
サイズは#25と#13の2種類です。それぞれ積み重ねられるのが良いです。
最初はきれいに使いたいので下に新聞紙を敷きました。
対応する刃具があるものは一緒にボックスに収納しました。
6. NCボックスにラベル表示
NCボックスに電動工具を収納したので汚れにくくなったり錆びにくくなったと思います。
他の工具の電源ケーブルと絡むことがよくありましたが、今後はそのようなこともなくなります。
NCボックスが半透明なので中が見えて探しやすいだろうと思ったのですが、実際はそうでもなく逆に探しにくくなりました。
その点を解消すべく、NCボックスのおもて面に工具写真のラベルを貼ってみることにしました。
先日購入したラミネーターはそのために購入したようなものです。
ラベルの試作をしていますので、下記の記事をご覧ください。
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所有工具は全て古いものばかりですが、ちょうど10台あります。
古くてもメンテをすれば問題ありません。分解清掃までしたので却って愛着が湧きます。
NCボックスのサイズが2種類なので、A5とハガキサイズのラミネートフイルムで作りました。
#25にはA5、#13にはハガキサイズがちょうど良かったです。
別にこだわったわけではないですが、アイリスオーヤマの純正フィルムを使いました。
NCボックスへの貼り付けは両面テープです。
写真が入ると一目瞭然です。工具がとても探しやすくなりました。
物置の整理はまだまだ中途半端なのですが、5月の連休からずっとやっていたので一旦これで終了しました。
また気がついた個所はその都度改善していこうと思います。(完)