NAロードスター

熱線デフォッガーからカプラーまでの配線修理

Wiring repair from hot wire defogger to coupler


うちのNAはNBロードスター用のガラス幌に交換してあります。

ハードトップを取り外した時は幌の熱線デフォッガーの配線に差し替えています。

熱線デフォッガーからオスカプラーまでの配線が経年劣化で切れてしまったので、修理しました。

断線状況

あちこちで断線してます。

触ると切れるほどに劣化していました。

断線状況2

ガラスのプリント部から来ている配線が短いため、途中で延長されていました。

かしめていただけなので、少し強く引っ張れば抜けてしまいます。

ここは外れないように「はんだ+収縮チューブ」でやり直します。

コードは0.5sqを使いました。

断線をはんだ接合

オープンカーなので、念の為収縮チューブは防水タイプを使いました。

いつものヒートガンで収縮させます。

収縮チューブ

分岐の部分はダブルのギボシを使いました。

分岐後、アースへ接続するコードは1.25sqを使いました。

カプラーへ接続する3本のコードの端部には250型の平型端子のメスを取り付けました。

平形端子を取り付け
エーモン(amon) ギボシ端子セット ダブル AV(S)0.5~2sq 5セット 3307
エーモン(amon) 平型端子セット 250型 AV(S)0.5~2sq 10セット 3309

ガラスから来ている配線を接続するオスカプラーですが、ほかでお目に掛かったことがありません。

珍しい型だと思います。

オスカプラー

このオスカプラーに差し込めるメスカプラーですが、下の250型HDを少し加工すれば使えます。

オスカプラーと干渉する部分を削る感じです。

こんな感じに差し込むことができました。

少しきついのでもう少し削ったほうが良かったかもしれませんが、一応差し込めました。

住友250型 HD1極メスカプラーを使用

作動確認をしました。

メーター左側のオレンジ色の熱線デフォッガーのランプが点灯したので作動OKです。

しばらくするとガラス面も温かくなってきました。

メーターで動作確認

コードを延長した箇所は一応コルゲートチューブで保護しました。

梅雨の前に修理できて良かったです。

修理完了


  • この記事を書いた人

たつきち

たつきちのブログへようこそ!
車いじりから家のDIY、商品紹介など気ままに書いています。
どうぞ宜しくお願いします。

-NAロードスター
-, ,