トラクションコントロールを搭載したプレリュードで雪面を運転してみましたという記事です。
前期型が登場した時に4WSを話題にした記事はたくさんありましたが、後期型が発売された時にトラクションコントロールを話題にした記事は珍しかったと思います。
プレリュード愛が止まらない私がプレリュード関連記事が載った雑誌を捨てられず、最終的に切り抜きという形で保管していました。
自動車雑誌も最近はドライビングテクニックや走りを話題にした記事が減ってきたように思います。
こうして雑誌記事の頭に愛する3代目プレリュードの写真が掲載され、記事になっていたなんて感動モノです。
ところで初めてトラクションコントロールが搭載されたのは1987年登場のクラウンとのことです。
プレリュードはその2年後にトラクションコントロール(TCS)を含む4つの機能(TCS,4WS,ALB, LSD)を搭載して世に送り出した訳です。なかなか粋なことをしましたよね。
こうして目新しい機能ばかり搭載したので実際のところは大した効果なんて無かったんじゃなかったの?と思われる方もいるかも知れませんが、
私何度も事故を回避出来たし、ヒヤッとした場面に助けられました。
TCSの効果を実感できるのはやはり雪道です。
雪国に住んでいると雪が少々降り始めても、まだこの程度の雪ならノーマルタイヤで大丈夫だななんて強がっていた頃がありました。
そんな生意気だった頃に何度か助けられました。汗)
あと、TCSが効いている時はメーター内のTCS用ランプが作動に合わせて点滅するので雪道でわざと強く踏み込んでTCSを作動させてしまいます。大きい子供ですね。
ユーザー車検で検査場に行った時はスピード・メーター・テスターにかける際、TCSをOFFにするのを忘れて車速が上がらず焦ったことがありました。
4WSは私がこのクルマに固執する理由の一つです。
とにかく回転半径が小さいのと車線変更がなめらかなこと。あと低速時の回頭性がいいこと。機械式っていうのがなんとなく好きなこと。
若かりし頃、混み合う渋谷のセンター街にわざと入って行って人を避けつつゆっくり進んでいくのが楽しかったんです。
パワステが軽いのも相まってステアリングを強く切るとボンネットが後輪を支点にクルッと向きを変えるんです。
MT車なので半クラでクラッチをカツカツ当てながらの微速前進&回頭はホント楽しかったです。
残念ながら最近購入した何台かは経年劣化のせいだと思いますが、この4WSの切れの良さは体感できません。
15年くらい前、まだ純正部品が手に入った頃何度もホンダディーラーで修理してもらおうと説明したのですがうまく伝えられませんでした。
それでも私の趣味に付き合ってくれたホンダカーズの当時のM工場長にはとても感謝してます。