Cleaning around the wiper link
1. 前回の記事
前回はワイパー動作の不具合を確認するためにワイパーアームを取り外しました。
ワイパー動作の不具合原因
Cause of wiper operation problem 日本最大級ショッピングサイト!お買い物なら楽天市場 ワイパーの拭き取りは問題ありませんが、ワイパーを作動させた時にワイパーアームが元の ...
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2. ロアウィンドウモールとフロントトップカウルの取外し
ワイパーアームを取り外したのでそのまま周囲の状況を確認したくなり、分解清掃をすることにしました。
ワイパーアームを抜いたらまずロアウィンドモールを外します。
ロアウィンドモールは裏側にクリップが8ヶ所止まっていますが、おそらくクリップの爪の部分が折れています。
ハンディリムーバーで浮かしてみたらすんなり浮いたので。
2か所ほどきついところがあったので生きているクリップもあるようですが、思い切って外します。
ゴミは仕方ないですが、錆びている部分が見えます。
ボンネットを開けてボンネットシールラバーを外し、フロントトップカウル(エアスクープ?)も外します。
フロントトップカウルはクリップ8本で止まっているはずですが、私のはクリップが1本もありませんでした。
無くても特に困らないクリップです。
3. サービスマニュアルの抜粋
当該部のサービスマニュアルの抜粋です。
ここに載せておくと後で探す手間が省けるので自分用です。
4. パーツリストの抜粋
当該部のパーツリストの抜粋です。
これもサービスマニュアルと同様です。
ちなみに12番のクリップですが後期型用の90687-SB0-013は90687-SB2-901ZFに統合されており、2022/6現在まだ入手可能です。
37番のクリップと46番のスクリューも入手可能です。
26番のグロメットと37番のクリップは純正品以外に社外品もありました。
2番は純正部品は入手不可ですが、USで社外品がありました。使えるかどうか試してみたいです。
それ以外はおそらく入手は難しいと思います。
5. ワイパーリンク周辺のクリーニング
外気の取入口の2か所をマスキングします。
この横長の水槽のようなところは通常雨水が落ちて排水されるところなのでマスキングさえすればホースを入れて水洗い可能です。
本当は錆を落として全体的に塗装したいのですが、今後の課題とします。
今回は出来るだけ錆を落として錆転換剤を塗っておくことにします。
ワイヤーブラシや適当なペーパーで錆を落としてみたところ、既に朽ちて手遅れの箇所もありました。
致命傷ではないのでこのまま錆の進行を止めるようにします。
この錆転換剤が便利で愛用していますが、刷毛塗りタイプも欲しいです。
白いシェルターはクラックが入っていましたが、使用上問題なさそうです。
きれいに洗い、内側のパッキンテープもきれいなものに貼り替えました。
10mm x 10mmを貼りましたが、ちょっと高さが高かったです。
次の分解時までに10mm x 5mmを用意しておきます。
この気密防水パッキンテープは車だけじゃなくてお風呂とか家の中でも使うので私は常時在庫品です。
一番使うのは10mm x 10mmですね。
リンクの白い樹脂の部品の不具合を予想していましたが、今のところ動きは問題なさそうです。
9番のカウルもきれいにしました。
だいたい状況は把握できたので、カウルと9番のシールラバーを戻しました。
クリップ類は用意してありますが、今日の段階ではまだ取り付けません。
6. 今後の課題など
とりあえず今回は状況確認でした。
半日しかなかったので中途半端な内容でしたがいろいろやりたいことが見つかりました。
・スプラインのすり減ったワイパーアームの固定方法
・後日、錆の状況確認
・この部分の全体的な塗装
・リンクを取り外して詳細確認
・外気の取入口は口が空いたままなので、何か換気扇のフィルターみたいなものを付けてみたい
・最後にクリップ類を新品交換
最後に軽く水洗いをして今回は終了です。