Make the inner sunshade
1. サンシェードの損傷具合
電動サンルーフの室内側のサンシェード(83210-SF1-A03ZA)がボロボロです。
汚れ、変形、変質、変色で修理は困難です。 ハンドルは取り外してあります。
2. サンシェードの自作 - ボードの切り出し
新品の部品は既に入手できないため、自作してみることにしました。
サンルーフ周辺は夏はかなり暑くなります。
熱変形を考えると厚みのある板を使いたいのですが、左右のスライドの溝に差し込む都合上、板厚は制限されてしまいます。
溝の高さに合わせて2.5mm厚のMDFボードを使用しました。
形状は現物合わせをしながらジグソーでカットしていきます。
カーブしている個所はサーフォームが便利で愛用しています。
だいたいの形状に加工でしたら仮装着してみてみます。
こうやって仮取り付けした瞬間が超ワクワクします。
3. 補強の角棒の取り付け
先端につける補強は樹脂製の角棒(6x12mm)を使用します。
ヒートガンで温めながら切り出したMDFボードのカーブに沿わせます。
熱しながら少しづつ曲げて、形状が決まったところから穴をあけてボルトで固定していきます。
角棒を先に短く切ってしまうと曲げの力を掛けづらいので、ある程度長い状態で沿わせていきます。
ハンドルのストッパーゴム部分を逃がすために、角棒に切り欠きを入れました。
もう一度仮装着して状態を確認します。 大丈夫そうです。
4. 生地の貼り付け 〜 仕上げ
生地は下のリンクの楽天で購入しました。
生地は現物合わせでカットしてスプレーのりでを貼り付けました。
純正のサンシェードから取り外した黒いストッパーですが、上の写真にように一旦取り付けました。
ですが経年劣化が激しくてこのまま取り付けてもおそらく使用に耐えないと思われたので取り付けを断念し、取り外しました。
ストッパーは無くても使用上差し支えないはずです。
左右のスライド部に使用したのは幅5mmのバインダーです。
生地の左右端は写真に写ってないですが、タッカーで何か所か留め、このバインダーで挟みました。
バインダーは差し込んだだけで、特に固定はしていません。
スライドの溝にはまるので固定は不要です。
最後にハンドルを取り付けて完成です。
5. 完成
下の写真で新旧を比較しました。
黒いストッパーを取り外した為に2か所の穴が見えますが、どうせ隠れてしまう部分なので問題ありません。
なかなかうまくできたと思います。
取り付けが楽しみですが、今日は嵐なので取り付けは後日行うことにします。(完)