A keyless entry system was installed on my Cappuccino.
1. ドア側にアクチュエーター取り付け
カプチーノには元々集中ドアロックすら付いていないのでかなり不便です。
キーレスは6月にNAロードスターに取り付けたばかりなので、忘れないうちにカプチーノにも取り付けようと思います。
用意したキーレスはNAロードスターに取り付けたものと同じです。
NAロードスターの方はこれまでトラブル無しなので、品質的には今のところ安心しています。
リモコンのデザインがシンプルなのが自分の好みです。
金曜の夜のうちにドアパネルを外しておきました。
購入してから初めて外したのですが、意外にきれいです。
あまり弄った経緯が無さそうです。
翌朝、良い天気です。
気温もそんなに上がっていないので、ブチルゴムが外しやすいです。
アクチュエーターの取り付け位置はネット上の先輩方を参考にさせていただきましたが、ほぼ一択のようです。
ステーの固定はドア側に2ヶ所、穴を開けました。
かなり狭いのでドアの厚み方向の位置合わせが難しいです。
厚めのワッシャーを挟んでベストな位置を探します。
ステーの左側が干渉しそうなので大きく面取りをしておきます。
ステーの角が手に当たると痛いので右側も軽く面取りをしておきます。
運転席側のアクチュエーターが取り付きました。
ガラスを上下した時にアクチュエーターと干渉しないか確認します。
ベストな位置を探すことができましたが、移動物に対してドアの厚み方向は数ミリ逃げられているかどうかくらいに微妙な位置合わせでした。
2. ボディ側からドア側へ配線通し
アクチュエーターを取り付けたら次は配線です。
配線の後付け感を出さないためにグロメットの蛇腹の中に配線をきちんと通していきます。
この作業はほかの車で何度かやっているので要領は同じですが、カプチーノはドアを精一杯開けてもボアとボディの隙間がせまいのです。
隙間に片手は入りますが、ほとんど動かすスペースがありません。更に嵌っているグロメットが肉厚なのでなかなか大変でした。
そうは言っても基本通りやっていくしかありません。(この状況をけっこう楽しんでいます)
グロメットはシリコンスプレーを外側からも内側からも塗布して滑りをよくしてから、内張剥がしを駆使して外します。
狭いところは上の写真のようにクリップ外しが活躍してくれます。
グロメットが外れたらキレイにクリーニングします。
配線を通す時には蛇腹の内側にも軽くシリコンスプレーを塗布しておきます。
時々配線通しを使って配線が通る位置を探しながら配線を通していきます。
配線を通した後、グロメットを再び嵌める時にはシリコングリスを塗ると作業性が格段に向上します。
塗っておけばグロメットの保護にもなります。
下の写真は車内側のグロメットを外して配線を通しているところです。
このグロメットも肉厚でかなり取り外しが難航しました。
下の写真は助手席側の作業の様子です。
車内側のグロメットを外したところです。
やはりクリップ外しが活躍しました。
配線を通したのでグロメットにシリコングリスを塗って嵌め戻します。
3. おすすめツールの紹介
4. トランク側へ配線通し
ドア周辺周辺の作業が終わったら次はトランクへ配線を通します。
下の写真は配線(赤と黒)を通し終えた後のものです。
座席側からトランクに通じるグロメットは矢印のところです。このグロメットもかなり肉厚です。
このグロメットを外して配線通しをグリグリ入れていくと座席側に出てきます。
グロメットにはビニールテープが巻き付いているので一度外して、二本の配線を通したら再度ビニールテープで巻くと仕上がりがキレイです。
トランク側のアクチュエーターは下のような感じで取り付けました。
トランク側に来ている配線はトランクリリースと常時電源で、リレーは使用していません。
アクチュエーターからは青と緑の配線が出ていますが、繋いでみて動作を確認します。
動作方向が違っていたら配線を繋ぎ変えます。
5. キーレスの作動確認
トランクの解錠動作を確認します。
一番下のボタン(私のリモコンはAUXになっています)を長押しします。
約4〜5秒押すとカチャっと音がします。
トランクは浮き上がりませんが、解錠されて開くことができます。
次に左右ドアのキーの開閉も確認します。
ドア側の動作もOKです。
作動が確認できたので、内張りを戻していきます。
助手席側の内張りの上の部分と下の部分の結合が壊れていました。
とりあえず応急処置をしたかったので、アルミテープで貼り合わせました。
こんなんで大丈夫かなと思ったのですが、意外に丈夫でしばらくは持ちそうです。
6. おまけ(小型の電圧計購入)
キーレスとは関係ないのですが、電圧計とUSB電源が欲しかったので、下の写真のものを購入しました。
安くて自己主張しないデザインで、USB-Cも対応しているものが欲しかったのです。
すっきりと良い感じです。
うちのカプチーノが少し現代の車に近づきました。
今回は以上です。