プレリュード メンテナンス

プレリュードのデスビ交換

春になって気温が10度を上回り、エンジンの不具合も感じられなくなってきました。時々乗るようにしています。

そういえばディストリビューターはメンテしたことがなかったので、キャップを開いてきました。

中央部にクラックがあります。オイル漏れは無いようです。

この機会に交換することにしました。純正部品は入手できないので、海外製品になります。2週間ほどで届きました。USから届いたのですが、中国製でした。

さっそく交換します。マニュアル通りに進めます。ラジオノイズコンデンサからアースコードを抜いて、ハイテンションコード類を取り外します。4Pカプラも外します。デスビの取り付けボルト3本を外せばデスビが取り外せます。差し込み部はOリングが嵌っていますが、問題なく引き抜けました。

写真にはないですが、シリンダーヘッドからデスビを外す前に合いマークをつけておきました。大雑把になりますが、旧デスビから新デスビにマークの位置を転記しました。これはやっておいて良かったです。

新旧デスビです。新品にはすでにOリングが取り付けられています。取り付ける時にはグリースを塗布します。

取り外したデスビからアースコードを移植します。ネジが固いので舐めないようにラスペネを注してしばらくおいてから外しました。さすがラスペネ必須ですね。

取り付け時はカムシャフト側の切溝にデスビ側の爪を合わせます。これをおおよそ合わせておけば差し込みがスムーズです。

取り付けは取り外しの逆作業なので、いきなり取り付け完了写真です。3本のボルトを取り付ける際に工具を回すスペースがなくて大変でした。

点火時期を調整します。エンジンルーム右奥にある点火時期調整用カプラから防水キャップを外して短絡させます。クリップで代用しました。

シリンダーブロックの点検窓のゴムキャップを外します。

タイミングライトを点検窓に当てて点火時期を調整します。写真では撮影できなかったのですが、元々赤い刻印よりずいぶん下にずれていました。遅角でしょうか。これを範囲内に調整しました。デスビの固定ナットを締めるとマーク位置がずれるので何度か調整しました。同時にアイドル回転も調整しました。このタイミングライトはちょっと高額ですが回転数も表示されるので使い勝手が良いです。旧車持ちの方は持っていてもいいかもしれません。

試乗したところ特に問題はありません。エンジンの音が心なしか軽い気がします。今回は以上です。

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たつきち

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