Something is rolling inside the door of NA Roadster.
2日前、11月も後半だというのに気温は20℃。寒さを気にせずオープンで走れるのは今年最後かと思い、夕方ちょっと走ってきました。赤信号でブレーキを踏むと右のドアからカラカラという音。明らかに何かが転がっています。
今年はパワーウィンドウを修理したし、キーレスも取り付けました。きっと締め付けが弱くて何かが外れたのだと容易に推測できます。日は沈んだ時間ですが、まだ明るいです。原因確認だけでもしたいと思い、すぐに自宅に戻りました。
とりあえずドアパネルを外します。
ブチルゴムを外す時間はないのでスピーカーを外して手を入れて探ってみると....。
ナットが出てきました。(私の手の平が見苦しくてすいません) これ、見覚えがあります。ガラスが上下スライドするところです。マルハさんのパーツに交換した場所で、ガラスを挟んでいるナットです。
この部品は放置する訳にはいきません。次の休日になんとかすることにして、この日はドアパネルを戻しました。ここまでの作業が15分くらいで出来たので、少し自己満足です。
さて翌土曜日です。朝から取り掛かることにしましたが、気温が7℃です。小雨が降っていて寒いです。でも来週はずっと雨ですし、今日やるしかないです。楽しんで作業するなら最低15℃は欲しいですね。まあそんなことを言っていても時間が過ぎるばかりなので始めます。
ドアスクリーン(ビニール)は引っ張ると伸びてしまうので、ブチルゴムの中央にカッターを入れて剥がしていきます。そして、ガラスを外しました。
ガラスはネジを3本外して上から引き抜くだけで外れます。ガラスの固定部分は今年の4月にマルハさんのレギュレーターに交換済みです。運転席側のパワーウィンドウが動かなくなったのと、助手席側の動きが遅いので両方とも交換しました。とにかくガラスの上下動作が早くて超満足してます。これは交換して大正解でした。
さて、外したガラスと問題のカラーの部品です。固定用シャフトボルトがまだ外れていなかったので辛うじて動いていましたが、ガラスに変な力が掛かって割れなくて良かったです。
でもどうして外れたのか不思議です。黒いカラーがマルハ製です。純正は回転しないのですが、マルハ製はクルクル回る優れものです。ネジはそんなに緩まないと思うので、きっと私の締め付けが弱かったのでしょう。
ガラスをひっくり返して上から再度増し締めしました。このネジはトルクスネジですね。
ガラスは半透明の樹脂カラーで挟んでいますが、確かに締めすぎるとガラスが破損してしまいそうです。あまり強くは締められませんでした。
ガラスを戻し、作動確認してドアパネルを戻しました。ついでにキーレスのロッド部の固定ネジも少し緩んでいたので増し締めしました。
作業時間は1時間半くらいでした。始めのブチルゴムを外すところと最後のガラスの高さ(ストッパーの位置)の調節に時間の大半を使いました。
でも本格的な冬シーズン前に修理できて良かったです。今回は以上です。