Cleaning around the battery
1. バッテリー周辺の様子
エンジンルームをきれいにしたくて少しづつ清掃を進めています。
23万キロも走っているのできれいな訳はないのですが、油汚れと泥汚れが混在している感じです。
今回はバッテリーを外してその下を確認しつつ、クリーニングしました。
2. バッテリーの取り外し
「バッテリーはマイナスから先に取り外す」 理由:ショートする可能性があって危険。
バッテリーケーブルの取り外しはマイナス側からです。
通常、電装品はバッテリーのプラスに接続して電流を流し、マイナス側はボディーアースされます。
つまり車体の金属部分を通ってバッテリーのマイナスに繋がります。
もしプラス側を先に外そうとした場合、例えば工具が車体に触れてしまうと上の図の点線の経路で電流が流れてしまいショートしてしまいます。
パチっと火花が散ったり火傷などの危険性があります。
下の写真はマイナス側を先に外してケーブルを上に避けたところです。
マイナスのバッテリー端子に緑青(銅の錆び)が付着しています。
後期型はバッテリーの上にバッテリーを覆うようにカバー(31510-SF1-900)が装着されているはずですが、既にありません。
バッテリー上部手前の黒いセッティングプレート(31512-SF1-A00)を左右のステー2本で引っ張りながら支えています。
ステーは錆びてしまっているし、セッティングプレートは錆で塗装が剥がれて浮いています。
次にプラス側を外します。
赤いキャップが被っている方がプラスです。
前のオーナー時代からのケーブルが複数本、繋がっています。
恐らくひとつは純正フォグランプのリレー配線だと思います。
オレンジ色の配線は助手席の足元で見た覚えがあります。
オーディオ用のバッ直電源の配線です。
今は使っていないので外しても構いません。
いずれは自分もオーディオ用に配線したいと思っているのですが、その時に新しい配線を引くことにします。
プラス側もとにかく汚いですね。
実質差し支えないのかもしれませんが、性格上きれいにしたくなります。
3. バッテリーの取り外し後
バッテリーを取り外しました。
下にトレイが見えますが、これも取り外します。
掃除のやり甲斐があります。
4. バッテリー周辺の清掃
清掃はKUREのフォーミングエンジンクリーナーを使用しました。
ところが肝心な清掃後の写真を撮り忘れてしまいました。
いきなりですが、バッテリーを取り付け直しました。
両方の端子をスコッチブライトで軽く擦って錆や汚れを落としました。
配線接続後は保護のためにグリースを塗布しました。
保護目的なので一般的なもので構いません。
私はAZ 万能グリースを使っています。
プラス端子の赤いカバーを新しい汎用品に交換しました。
配線の接続端子を配線から外さないとカバーは交換できないのですが....。
そこは臨機応変に考え、細い部分の裏側に切り込みを入れて強引に取り付けました。
あくまでカバーなので、少々切れていても何ら問題は無いはずです。
気になるようでしたら赤いビニールテープを巻いておけばOKです。
接続しているリレーの配線が錆びて酷かったので手持ちの赤い被覆線で代用しました。
肝心な掃除後の写真が無く、作業も途中で時間切れになってしまい、中途半端な記事になってしまいました。
5. バッテリー周辺で今後やりたいこと
今回、バッテリー周辺を確認してみて、やりたいことがいくつか出てきました。
・黒いセッティングプレートの再塗装
・ステーの新調若しくは塗装
・古いバッ直配線の取り外し
・マイナス側の配線見直し
・リレー配線の見直し
マイナス側の配線はメインの茶色の配線より、後付けされている黒に白のラインが入ったアーシングケーブルの方が目立っています。
このアーシングケーブルは必要なのかどうか、必要なら新調したいと思います。
また、メインの配線の経路がわかったので、汎用品に交換したいと思っています。
バッテリーの後ろから下がってボディーアースした後、さらに下の位置でもボディアースしています。
2ヶ所でボディーアースしているので、2本に分けようと思っています。
プラス側の配線ですが、このリレー配線は不要かもしれません。
私が使用しているフォグライトのバルブはIPFのDEEP YELLOWですが、消費電力は55Wです。
純正のH3バルブも消費電力は55Wです。
以前のオーナーがハイワッテージバルブを使用していた名残なのかもしれません。
高効率ハロゲンバルブの登場前は純正より明るくしたければ100Wなどの競技用バルブをリレーと組み合わせて取り付けていました。
そういえば自動車用品店のライトのコーナーにPIAAなどのいろいろな種類のリレーを見掛けましたが、最近は見なくなりました。
6. IPFのディープイエローバルブ
(話が少し逸れますが) 私はこのIPFのハロゲンバルブを好んで使用しています。(雪が降る地域はやっぱりハロゲンバルブがいいです)
色味が濃い黄色でなかなか良いです。
うちの車はフィットもN-WGNもゼストもロードスターも全てこのバルブを取り付けています。
プレリュードは雪道を走らないので(熱で雪が溶ける)ハロゲンを使わなくてもLEDに変更してもいいのですが...。
フォグライトは霧や雪などで見通しが悪い時に対向車や周囲に自分の位置を知らせるのが1番の目的だと思います。
その他にも雪の降り方が激し過ぎてヘッドライトを点灯させて走行するのが厳しい時などフォグライトを装着していて良かったと思うことがあります。
ヘッドライトを消してフォグライトのみで走行することが本当は良く無いことなのかもしれません。(その良し悪しは知識がないので自己責任で使い分けています)
ところがあまりに明るすぎると雪に反射して却って見えづらくなりそうなので、私はフォグライトにHIDやLEDを使用したことはありません。
ヘッドライトは相手に迷惑にならなければできる限り明るく見えやすいものに拘っていますが、フォグについては一概に明るければ良しとはせずバランスを重視しています。
うちの車は全てフォグライトを装着しています。
もちろんフォグで無くてもスポットライトでもドライビングライトでもいいのですが、選べる場合はフォグを選んでいます。
ヘッドライトが何らかのトラブルで点灯しなくなった時の保険の意味が大きいです。
過去にハロゲンのヘッドライトを使っていた当時、突然バルブが切れてしまったことがありました。
他にもHIDの配線トラブルで突然消灯してしまったこともありました。
でもフォグライトがあったのでなんとかゆっくりでも走って安全に帰ることができました。
ここは田舎なので夜はライトを消すと真っ暗になってしまう場所は珍しくないんです。(笑)
7. 所感
今回確認したバッテリー周りは現状のままでも問題は無いので、作業の優先順位としては低くなります。
それでも何かしたいと思うのはこの車が好きだからなんだと思います。
これからも少しづつやれる所から手を加えていきたいと思います。(完)
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