Replaced genuine temp meter.
1. これまでの記事
前回はサーモスイッチ(SW)を他車用のローテンプ仕様スイッチに交換しました。
ローテンプ サーモスイッチ(SW)の取り付け
Installation of low temp thermo switch. 1. これまでの記事 前回はサーモスイッチ(SW)を別の社外品に交換してみました。 クーリングファンは動くようになり、状 ...
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これでようやくクーリングファンがタイムリーに動くようになり、冷却水の水温が85℃前後を維持するようになりました。
部品がこの車種だけの専用品っていうのは心細いですね。
今回使用したジェイズレーシングのローテンプサーモスイッチは数車種用に用意されていますが、おそらく同じねじサイズですね。
共通部品があるっていうのは羨ましいです。
2. 残された純正水温計の問題
ピクピク動く水温計は明らかに異常で、普段からHをオーバーしているのは分かっていても気分がいいものではありません。
要は見た目の問題なんですが、点検や車検で整備工場に持ち込んだ時にびっくりされるのも困りますし、いちいち説明するのも面倒です。
それに、本当は何か異常が起きているんじゃないかと疑心暗鬼になるのもストレスです。
3. 海外でMT用水温計を見つけた
昨今の超円安でUSからの購入が費用的に厳しいです。
欧州を探していましたが、運良くMT用が見つかりました。
左が今回入手した燃料&水温計で、右が取り外したSi-TCV用です。
同様に裏面です。
違いはTCS(トラクションコントロール)の表示がないところだけのようです。
このインジケーターはTCSが作動した時に点灯しますが、冬の凍結路じゃないとなかなか点灯にはお目に掛かれません。
無くても困らないので交換することにします。
本当は「TCS」の文字の位置を測って周囲をマスキングし、黒塗装を落としてみたいのですが。
失敗して見た目が悪くなるのも嫌なので現状のままで妥協します。
AT車向けのS4が見えるところがちょっと嬉しかったりします。変態ですね。
4. 輸入した純正の水温計の取付
輸入した純正の水温計を組み込みます。
下の写真の金属のカップが2個ありますが、それぞれ穴が四つあります。
それぞれ3ヶ所を裏からねじ止めします。
ここを強くねじ込み過ぎると樹脂部分が割れてしまい、即コイルが断線してしまいます。
かなり慎重に作業したのでねじ込みの写真は撮り忘れました。
5. 純正水温計の動作確認
次にエンジンを掛けて動作確認をします。
もうそろそろサーモスタットが開き始める頃です。
86℃になりましたが純正水温計は正常な位置を指しています。
クーリングファンが作動して水温が変動しても純正水温計は微動たりともしません。
純正水温計の正常動作を確認できたので周囲のカバーを組み戻しました。
後付けした水温計も活躍しています。
個人的にアナログメーターが好きなので、初めはデジタル表示無しのアナログメーターにしようと思っていました。
でもデジテル表示付きにして大正解でした。
とにかく視認性が良いです。
デポレーシング製品は初めて使いました。
安くはないけど高額すぎず、しっかりとした製品だなっていう印象です。
シンプルが好きな自分としてはデザインもカッコよくてお気に入りです。
6. 修理完了
昨日テスト走行を兼ねて雨の中を200kmほど走ってみましたが、後付けの水温計も純正の水温計も異常はありませんでした。
ようやく冷却水の水温を心配しないで運転できるようになりました。
帰宅が遅かったので冷却水量はまだ確認できていませんが、一応走行は大丈夫かなと思っています。
これで水量が減っていたらウォーターポンプあたりが怪しいでしょうか。
時々お菓子も食べていないのに車内で甘い香りを感じることがあります....。
今日はそこは気にしないで修理完了を喜びたいと思います。