Replaced the sideview mirror from the electric retractable type to the manual folding type.
1. ドアミラーの格納の不具合が再発
格納部のギアを3Dプリンターで製作して正常動作するようになったはずのドアミラーですが、左右とも不具合が再発しました。
ミラー自体を上下左右に動かす部分の動作は問題ありませんが、開閉が出来ません。
ガタガタしているので風で多少動くため、高速走行時は安全の面でも心配です。
ギアを再度製作すれば動くようになるのでしょうが、現状の不具合を気にしながら運転するのはストレスです。
ギアの強度を上げるため、アルミなどの金属で製作することも出来ますがこのサイズと形状だと製作にかなりの費用が掛かると思います。
全長約30mmの間に2種類のギアがあります。
旋盤作業をお願いできそうな業者さんはありますが、旋盤+ホブ盤も持っている業者さんは近所にあまりなく、モノが小さい上に複雑形状で必要個数もたった2個です。
機械を持っている業者さんがいたとしてもウェルカムな訳ないですね。
2. 対策検討
今のドアミラーは手で倒すこともできず、開きっぱなしです。
自宅の駐車スペースは狭いのでどちらかというと都度手で倒せる方が便利かもしれません。
修理できたとしても開閉のためにいちいち車に乗り込んでキーを回して開閉ボタンを押すのは煩わしいです。
駐車スペースがせまいので車に乗り込むために車の反対側に行くのが面倒です。
このような理由で電動格納式ではなく、可倒式でもいいんじゃないかと思えてきました。
もう一つ自分を納得させた理由ですが、可倒式なら故障する原因が少ないのでこの車に長く乗るのなら得策かもしれないということです。
旧車乗りのマインドですね。
30数年前に最初に乗ったプレリュード XX 4WSはBA5-100で、この時は確か可倒式でした。
なので3rdプレリュード初期の中古部品を探すことにしました。
3. 中古部品
しばらくして見つけた中古部品はちょうど私のプレリュードと同色のマディソンブルーパールでした。
接続端子が3ピンだったので可倒式だと分かります。
新車時にヒーテッドドアミラーに交換したので取り外してあったそうです。
難点は助手席側のミラーが割れていることくらいで外観はとてもきれいです。
割れている部分はスペアのミラーを取り付ければいいので問題ありません。
私としてはほぼ新品を入手できた感じです。
4. スペアのミラーの取り外し
割れているミラーをスペアのミラーに交換します。
スペアのミラーはミラーホルダーに嵌っているので、まずミラーホルダーからミラーだけを取り外します。
ミラーホルダーの周囲をヒートガンで温めると柔らかくなるので容易に取り外せます。
ミラーはミラーホルダーに接着剤や両面テープで固定されていません。
ミラーホルダーがミラー全周を爪のように噛み込んでいるだけです。
なのでミラーホルダーが熱で伸びれば下の写真のように容易に分離できます。
でもミラーに力を掛けすぎると割れてしまうので要注意です。
全周が均一に温まらない場合は、外れにくいところをピンポイントで温め直せばOKです。
5. 取り外したスペアミラーの汚れ落とし
外したスペアのミラーですが、結構使い込んでいるので特に外周部分に汚れがついています。
汚れが固着していています。
最初に3Mのガラス磨きを試してみました。
周囲の固着した汚れ以外はきれいになりました。
次に柑橘油の入った強力汚れ落としのクリーナー30を試してみました。
私、このクリーナー30が大好きでいつも重宝しています。
ミラーの固着汚れにはだいぶ効果がありましたが、それでもまだ残っています。
最後に試したのは1月に風呂の鏡掃除で大活躍したダイヤモンドクリーナーです。
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上の記事ですね。
これを使ったらみごと、固着した汚れが除去出来ました。
下の写真で汚れが無くなったのがわかると思います。(黄色のテープはカメラの焦点合わせのためです)
傷が付くと嫌なので、無理な力を入れずに少量の水をつけて優しくこすりました。
6. スペアミラーの取り付け
割れたミラーを取り外し、きれいにしたスペアのミラーを取り付けます。
下の写真は割れていたミラーを取り外したものです。
ちなみにこのミラーはどこかにぶつけて割れたものではなく、ミラーを外そうとした時に割ってしまったそうです。
取り付けはまたヒートガンでミラーホルダーの周囲を温めてからミラーを差し込んで嵌めていきます。
取り外しの時と同様に嵌まりにくいところは温め直しながら(割れないように)優しく嵌め込んでいきます。
次回、「ドアミラーの取り外し」へ続きます。